頭皮のにおいや痒みはシャンプーによる洗いすぎが原因
以前、妻からこんな相談を受けました。
「最近、頭皮のにおいが気になるんだけど…」
まじか^ ^;
俺もいよいよ加齢臭を漂わせるようになってきたか!?と思ったら、妻自身が自分の頭皮のにおいが気になるとのこと。なんだ、俺じゃないのね(笑)
どれどれと、妻の頭に僕の鼻をくっ付けてくんくんしてみる。まあ、多少は匂うけど、それほど気にするものでもないんじゃないかなぁ、ってのが感想。
「においもそうだけど、ときどき痒いのよねぇ」
はは~ん、なるほど。これは、完全に洗いすぎだね。
妻が使っているシャンプーは、ドラッグストアで売ってるかなり有名な商品なんだけど、成分的に見ると非常に脱脂力が強い。べたつきをごっそり落としまっせ!っていうサッパリタイプですね。
人間の皮膚っていうのは、ある程度の皮脂が常にあることで肌の表面を守ってくれている。つまり、皮脂が保護膜みたいな働きをするわけです。
ところが、洗浄力の強いシャンプーで皮脂を落としちゃうと、人間の体はよけいにたくさんの皮脂を出そうと働いてしまう。保護膜、作らなきゃ!作らなきゃ!って焦っちゃうイメージですね。
でも妻は、毎日シャンプーで皮脂を落とす。体は皮脂を出すサイクルをどんどん早める。
その結果どうなるかというと、慢性的に皮脂過剰の状態になっちゃうんです。
頭皮が臭くて痒いっていうのは、まさにこの皮脂過剰の典型。べたつきをごっそり落とすはずのシャンプーを使っているのに、返ってべたつくっていうね^ ^;悪循環だ。
「今の季節は汗もあんまりかかないから、シャンプーは1日おきでもいいよ」
そうアドバイスしたところ、
妻:「え~、それじゃあ気持ち悪いよぉ」
僕:「酸化した皮脂なんてのはお湯だけで十分落ちるから心配ごぜーません。いいからやってみんしゃい」
そう伝えたところ、なんとかトライしてくれた妻でした^ ^;
はじめはやっぱり気持ち悪かったそうですが今ではすっかり慣れて、臭いも痒みも気にならなくなったそうです♪