ガッテン!と化粧品業界の広告
昨日(3月1日)放送されたNHKの健康番組「ガッテン!」を観たんだけど、いやぁ、ビックリしましたね。
番組冒頭、約3分間にわたって前回の内容のお詫びと説明だもの。小野文恵アナウンサーがとっても神妙な面持ちでさ。
なんでも、睡眠薬で糖尿病の治療や予防ができる的な、ちょっと行き過ぎた表現をしてしまったと。
まあNHKの長寿番組だし、影響力は大きいですもんね。なかなか大変だと思う。。。
そういえばちょっと前、ネット上でもDeNAが運営する「WELQ(ウェルク)」っていうキュレーションサイトが、とんでもない内容の記事を書いてて閉鎖に追い込まれましたよね。
最近では情報の受け取り側もリテラシーが上がってきてるから、変なことを発信すればすぐにわかっちゃう。
僕が働いている化粧品業界ってのも、表現にはとても気を使うんだよね。特に広告においては薬機法で厳しく規制されている。
テレビやウェブ、雑誌に広告出稿するさいは、使っちゃいけない言葉とか表現っていうのを常に気にしなくちゃいけないんですよ。
もちろんこれっていうのは、消費者さんを守るため。誇大広告に釣られて粗悪な化粧品を買ってしまわないように、詐欺会社に騙されないように。
もっとも広告表現の前に、粗悪な商品を製造して販売しちゃうことがいけないんだけど…、まあ、その辺に関してはいろんな大人の事情が渦巻いておりまして、うんぬんかんぬん^ ^;
うちの会社も、営業部は広告表現に細心の注意を払っているよね。製造に関してはOEMに発注してるけど、個人的には、「本当にそのレシピで作るの?」っていう化粧品もある。ぶっちゃけるとね^ ^;
まあ僕は、いちサラリーマンだし仕事だと割り切ってる部分があるから働いてるけど、成分なんかに詳しくなると心苦しく感じるのも事実。
「この化粧水、けっこうな値段するけど意味なし成分ばっかだよなぁ…」なんてね(苦笑)
ガッテン!の話からちょっとずれたし。